42歳で着付け教室を開校 手探りで生徒集めに奔走
元々、大手学院で10年以上着付け講師を務めていました。しかし、バブル崩壊とともに学院も崩壊してしまい、市のカルチャーセンターに自ら着付け教室を開校したのが42歳の時のことです。起業している意識はさほどなく、好きな着物に関わる仕事を辞めたくない!という一心でのスタートでした。
当初は生徒集めに苦労しました。市のカルチャーセンターの目立つ位置で教室をしたり、チラシを作ったり、と手探りで集客。しかし、地道に努力した結果、3年目辺りから口コミで生徒が増えていきました。最初は5人だった生徒も80名まで増え、市からの依頼で講師を務めるまでになりました。
コロナ禍で着付け教室が休業 ハイレベルな起業塾で挫折
教室が18年目に入った矢先、新型コロナウイルスの流行が始まりました。当然、着付け教室は休業せざるをえません。出張着付けや大手スタジオの仕事なども全てキャンセルになり、八方塞がりになってしまいました。オンラインで着付け講座をやってみようと思い立ちましたが、募集をかけても申し込みは1人だけ(泣)。
困った私はとある起業塾に通い始めました。しかし、その塾は年収何千万を目指す人の塾で「24時間努力して起業で成功するぞ!」という男性の集まり。還暦を超え、着付け教室の仕事で時間が限られている私は全くついていけず、置いてけぼりの状態が続いていました。
宏美さんは男気にあふれたキラキラ女子でした
そんな時に「玉の輿にのれなかった崖っぷち女が年収1000万円になった 黄金の大逆転ルール」という本で、宏美さんのことを知りました。本を読んだ時はすごくて面白い人だと思いましたが、キラキラ女子の宏美さんと私では親子ぐらいの歳の差があるため、遠い存在に感じていました。
しかし、実際にセミナーで話を聞いてみると、宏美さんが本気で起業に取り組んでいる姿勢が伝わってきました。見た目こそキラキラ女子でしたが、中身は男気にあふれた芯がしっかりした女性。今度は男気のある女性の起業家に習いたい、と思っていた私は、セミナー後に迷わず賢女の集客アカデミーに入塾を決めました。
ゼロから起業を始める人にもわかりやすい仕組み
賢女の前の起業塾ではいきなり7桁(100万以上)の売上目標を設定するうえに、やることが多すぎたことがついていけない原因でした。しかし、賢女ではまず「自分に何ができるのか?」「何のために起業するのか?」を考えるところからスタートします。最初の目標は5万でも10万でもいいから、自分の商品を決めて、できる範囲からコツコツ行動する。それが、以前の起業塾との大きな違いでした。
また、ゼロから作るのではなく、仕組みづくりのためのテンプレートがあることも非常に助かりました。同時に「できないことはプロに任せればいい」と言ってもらえたことに安心したことを覚えています。他の人にお願いできることはお願いする。そして、自分にしかできない情報発信や自分が得意とすることに時間をかければいい。そんな風に教わったことで気持ちが楽になり、オンラインの着付け教室で64万円売上げることができました。
介護しながらでも売上7桁達成!自分に自信がつきました
女性は家事や育児があるので、1日の中で起業に使える時間は限られています。さらに私は母の介護も行っており、母が亡くなる直前に行われたアワード(一定期間で集客や売上の目標を達成した人が表彰されるイベント)中は起業に割ける時間が1日に2〜3時間しかありませんでした。
しかし、賢女で教わった仕組みづくりを続けてきたことで、アワードで7桁の売上を達成することができ、自分に自信がつきました!稼いだお金で大好きな着物を購入して楽しんでいます。現在120着ほどの着物を持っていますが、まだまだ欲しい着物はなくなりません。(笑)
仲間が自分の応援団になってくれる起業塾
賢女は仲間が自分の応援団になってくれる起業塾です。「あの人の売り上げが伸びたから、足を引っ張ってやろう」なんて考える人はいません。むしろ「みんなで一緒に売り上げを上げていこう!」という姿勢が常に感じられる環境です。困った時は勇気を出して相談したら、必ず答えてくださるのでいつも助かっています。
これは主催者である宏美さんの影響が大きいと思います。宏美さん自身が成果を出していますし、ご自身が勉強したことを惜しみなく教えてくださる方です。また、塾生が努力している姿を見て、頑張った人を引き上げてくださることも励みになります。おかげさまで、60歳を過ぎた私でも賢女の副業講師を務めることができています。
賢女の環境で起業も着物も楽しむ毎日です
賢女に入塾してから、今年で3年目です。塾生は20代〜70代まで幅広いので、若い方と話して刺激がもらえますし、逆に私よりも年上の方が頑張られている姿に励まされます。先日も、70歳の方がアワードで目標を達成して表彰されていました。また、年に数回地域の仲間と集まって、旅行に出かけることも楽しみの一つです。
今後も着付け教室をメインにしつつも、自分の経験を活かして、生徒集めに苦戦する個人の着付け教室の先生方に時代に合った集客方法をお伝えしたいと考えています。まだまだ着物を楽しむ・活かす・仕事にすることを通して、人生を楽しみたいですし、もっと着物を楽しむ人が増えて欲しいと思います。