\飲食×ビジネスがわかる/憧れの飲食店・カフェで夢を叶える – 飲食店スタートアップEXPO 2024 –

2024年5月22日に【\飲食×ビジネスがわかる/憧れの飲食店・カフェで夢を叶える- 飲食店スタートアップEXPO 2024 -】を開催しました!

業界で有名な4名のゲストをお招きして、SNS活用方法、メディア戦略法、カフェ経営のブランディング法などを教えていただきました。

前回に引き続き、今回も600人以上の方にお申し込みいただき大盛況。感謝の気持ちでいっぱいです。ご参加いただいた皆様やご登壇いただいたゲストの皆様、本当にありがとうございました!

今回の記事では、飲食店スタートアップEXPO2024のレポートをお届けします。

13:00~ オープニングトーク

まずは、合同会社Smart Be 代表の伊藤からご挨拶と飲食店スタートアップEXPO全体の流れについて説明いたしました。

今回は、飲食店集客や開業のプロ4名が集結し、セミナーを盛り上げてくださいましたよ。

SNS集客法やブランディング、創業計画書の書き方など、飲食店を開業するにあたって、絶対に知っておきたいお話ばかりでした!

ぜひ、今回の内容をご自身のビジネスに活かしていただければと思います!

13:05〜 早川由華 様

スタートを飾ってくださったのは、一汁おにぎり一粒万福 代表取締役 早川 由華さんです。

早川さんは飲食未経験ながら、2023年10月におにぎり専門店「一汁おにぎり 一粒万福」を東京都西小山にオープンしました。飲食業界への挑戦を決意後、たった9ヶ月で店舗開業の準備を開始、オープン初日は100人以上の大行列で当日分即完売したそうです。このような大盛況ぶりから、3社のテレビ出演やインフルエンサーからの取材依頼も殺到しました。

さらに今後は、フランチャイズ展開やアメリカでの店舗展開も決定しているそうです。そんな早川さんが初日から行列を作る繁盛店を作った秘策は「店舗開業に1番大切なオープン前の認知・集客に命をかけた点」にあります。

オープン日の行列こそが話題性を生み、何よりも「お客様への信頼」につながります。開業後は、店舗を回すのに精一杯でインスタを投稿し、認知・集客に割く時間はなかなか作ることは難しくなります。だからこそ、オープン前に認知・集客に力を入れることが繁盛店として長く経営するための秘訣です。

実際に、早川さんはインスタ投稿、先行試食会、チラシ配布、プレスリリースの4つの施策をオープン前に取り入れたそうです。

例えば、インスタでは全ての投稿において目的を持って発信することがポイントになります。フィード投稿、ストーリー、リールなど、それぞれ役割に合わせた使い分けは必須です。

具体的にはフィード投稿では、商品を載せて何を食べるかがひと目でわかる写真を多く掲載します。ストーリーはお客様とのコミュニケーションを意識し、フォロー特典を発信するなど繋がりを促進しました。

さらにリールでは、開業への思いや食材へのこだわりなどを発信し、早川さん自身にまずファンをつけることを意識されたそうです。他にも、出来上がっていく過程をお見せしてオープンまでお客様と創り上げていくことでお客様を一緒に巻き込むことが大事とのことでした。

集客がうまくいかない場合、商品やサービスに問題があるのではなく、単に認知が取れていない可能性が高いです。だからこそ開店から100人以上の大行列の繁盛店となるように、オープン前の認知・集客には力を入れていくことが大切です。

今回は、早川さんが半年間で実際にたどってきた軌跡やオープン前に重要な認知・集客術についてお話ししてくださいました。SNSの活用はもちろん、チラシやメディアをフルに活用するポイントなどの来店を促進する工夫で、オープン前から幅広い層へ認知を獲得できることが分かりましたね!

早川さん、ありがとうございました!

13:45〜 中島誠 様

2番目は、ご自株式会社 CafeCreates 代表取締役でカフェ専門家の中島 誠さんです。

中島さんはカフェ経営27年のキャリアで70店舗近くの店舗を手掛けられています。

「カフェのあらゆるミッションを解決する」ことを試練とし、現在では、店舗の運営の巻き取りや、店舗立上のブランディング、ディレクション、コンサルティング、メニュー監修など、幅広くご活躍されています。

ストーリーブランディングとは、単純にいうとシンプルにストーリーを持ってブランディングすることです。そして、飲食店を成功するためには「しっかりストーリーブランディングしたものをしっかりプロモーションさせること」が重要だそうです。

お客様の心に届く良いものになるので、個人でカフェ経営する・少ない予算の時ほど、ストーリーブランディングに力を入れ、お店を作り込む必要があります。他にも、ご自身のHPやSNS等で記載するプロフィールは「自分で作ること」が大切。「お客様にどう思われたいのか?」「どう説明すれば魅力が伝わるか?」を考えると、自分を客観的に見て説明できるようになるので、ブランディングの考案にも役立ちます。

最後に、飲食業界の今後についてもお話ししてくださいました。世の中は、withコロナの時代からafterコロナの時代へと移り変わっています。

飲食業界では、新型コロナウイルス関連の倒産は国や自治体の給付金や協力金によって、新型コロナウイルス関連の倒産は少ない傾向にありました。しかし今では支援が減り、2023年度の「飲食店」倒産はなんと802件で過去最多の状態です。afterコロナの今、売り上げはイートインだけでなく、テイクアウト、デリバリー、などの比率も増加傾向にあります。だからこそSNSはフル活用し、全ての比率にアプローチしつつ、売上を全体的に拡大させていくことが重要です。

今後、飲食店を始める方にとってブランド運営という認識でアクションできるため、飲食店経営においてafterコロナは大チャンスだそうです!この機会にご自身のブランドをスタートすることを中島さんも推奨されています。

カフェ経営はもちろん、あらゆる業種に必要なストーリーブランディングの基本的な考え方について教えていただきました。中島さん、ありがとうございました!

14:30~ 抽選会

弊社のイベントでは、リアルタイム参加者向けの抽選会を毎回実施しています。
今回は、全国グルメギフトカード1,000円分を20名の方へプレゼントしました。

今回も応募者多数で大盛り上がり!当選された方、おめでとうございます!!

14:35〜 内田祐介 様

3番目に、城南信用金庫 企画経営サポート部 次席調査役 内田 祐介さんが登壇してくださいました。

銀行員歴20年のベテランである内田さんですが、現在は城南信用金庫で企業経営サポート部に所属し、事業者の経営相談等を行なっています。他にも、城南信用金庫で設けている、創業支援施設のJ-Create+クリエイトのインキュベーションマネージャーも担当。

以前は4つの支店を経験し、いずれも飲食店が多い地区であったため、数多くの飲食店の融資・審査等をご経験されています。

資金調達には4つの方法がありますが、全ての場合に創業(事業)計画書が必要です。

銀行からお金を借りる上で欠かせない創業計画書について、日本政策金融公庫の雛形を使用して、作成ポイントをNG例や改善策(記入例)、書き方のコツとともに解説していただきました。

特に重要な「1.創業の動機」「2.経営者の略歴等」「3.①取扱商品・サービス、②セールスポイント」「8.必要な資金と調達方法」「9.事業の見通し」の5つの項目で、審査に大きく影響します。

例えば「1.創業の動機」の部分だと、記入欄の4行を全て使って、自分の熱い思いを書き出すことが大事になります。

どの記入欄でも「審査する人間がどう感じるのか?」審査側の気持ちを持っていただくことが有効です。具体的には数字や固有名詞を使って具体的に細かく、背伸びせずに正直に記載するといいとのことでした。審査側も飲食店を成功させたイメージを持つことができるので、あなたの思いや熱意もしっかり伝わり、資金調達の成功につながりやすいです。

内田さんいわく、創業計画書をしっかり記載できている方は、長く事業を経営できている方が多いイメージとのことでした。具体的な創業事業計画書をかける方ほど、成功ビジョンを明確に描けているので、飲食店経営もうまくいくのかもしれませんね。

事業計画書の書き方から収支計画書の書き方など、飲食店の開業におけるお金の悩みがあれば、しっかりと銀行さんに頼ってくださいね!

内田さんの部署では「城南なんでも相談プラザ」を設置しているので、些細なことでもお気軽にご相談ください。内田さん、ありがとうございました!

15:15〜 長尾千登勢 様

最後の登壇者は、ATELIER MATCHA 代表 長尾 千登勢さんです。

飲食店の経験ゼロ、バイト経験すらもゼロで、完全ゼロからのスタートだった長尾さん。 長年勤めた大手広告会社を早期退職し、趣味の抹茶で抹茶専門店「ATELIER MATCHA」をオープンしました。

和モダンな内装・外装が特徴で、抹茶をエスプレッソのようなショットスタイルで提供するなど、抹茶の多彩な楽しみ方を伝えています。ただでさえ大変な飲食店の経営ですが、開業の時期は2021年のコロナ禍の真っ只中のタイミングだったそうです。そんな逆風の時期にスタートした抹茶カフェですが、2年半で月商500万円、今では超人気番組からの取材オファーが絶えない人気店へと急成長しました。

コロナにも負けず、現在は月間4000人が来店する引きの絶えない人気カフェブランドにまで至った最大の理由は、総合的にカフェブランドとして育成できた点にあります。具体的にはカフェをフラッグシップにして、そこのブランディングからポップアップ、出店、物販など、売り上げ、利益を上げていったそうです。

今回は長尾さんが前職でも専門としていた、カフェ経営の成功に欠かせない、競合他社と究極な「差別化」を図る「戦略的ブランディング」について教えてくださいました。

飲食店ブランディングでは「ブランドステートメント」「ブランドイメージビジュアル」「フラッグシップメニュー」の3つを作り込めばOKだそうです。

ブランドステートメントとは、ブランドの目指す方向性やありたい姿がわかる文章になります。簡潔で新しく分かりやすい必要があり、社内でのブランド理解や消費者からの認知にも有効です。

ATELIER MATCHAのブランドステートメントは「サードウェーブを世界へ」。抹茶ブームの今だからこそ、抹茶発祥の地である日本人として、抹茶本来の美味しさと文化を楽しめる体験を提供したいという思いを込めています。

さらにブランドアセット(ブランドロゴやスローガンなど)は、やり直しが効かない重要な部分なので、プロに依頼して作るのもコツだそうです。

ブランディング活動を継続して初めてブランドが作られます。人気カフェも例に挙げて説明してくださいましたが、長く愛されているお店は、ブランドロゴ、ブランドステートメントなどの世界観がしっかり確立されています。

ブランディングは初心者でもできる重要な部分なので、飲食店経営を成功させるためにもしっかり取り組んでいただきたい部分です。長尾さんには、ゼロから始めるカフェビジネスにおける、戦略的ブランディングについて詳しく教えていただきました。

長尾さん、ありがとうございました!

さいごに

今回の「\飲食×ビジネスがわかる/憧れの飲食店・カフェで夢を叶える 飲食店スタートアップEXPO 2024」ですが、スペシャルゲスト4名から非常に参考になるお話を聞けましたね!チャットも常にアクティブで、皆様のおかげで大盛況のかたちで幕を閉じることができました!

またこのようなイベントを開催する際には、ぜひご参加くださいね!たくさんのご参加ありがとうございました!

伊藤宏美

監修

伊藤宏美

株式会社インテリジェンスでキャリアコンサルタント、 GMOペイメントゲートウェイ株式会社で新卒・中途採用を経験。10年間、企業に属し役職まで就くも雇われず自立したいという思いから個人ビジネスで起業。